MAKKENZ EntryProbe DEVOTEE.馳走

¥150

MAKKENZ・EntryProbe DEVOTEE.馳走
Track Produced by 珠洲(SUZU)
Album cover design by KEI SASAKI(http://sskk.main.jp/)
Format: mp3 Single
File Size: 13.2MB
Bit rate: 320kbps
Song length: 5:47



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説明

This song is included in the album EntryProbe.

Lyrics

バスの屋根の上で哀咽する女の口元を塞ぐ もう片方の手で爺さんに稲荷寿司を食わす
唾液垂らしながら私の指にしゃぶりついていた 爺さんの無理に拗けた口から出た
「不馳走様でした」という言葉が、繰り返し遠くの方で聞こえていた
雲影が隠す敵が見え隠れしている 逆上がりした子供達が雲梯から飛び立つ
そこら辺でポンポンと飛び跳ねる 螺子が
心底から熱狂する 滑走路

ちゃんぽん 旅路 スタートの前からゴールの先に
血走った目で子供も女も老人も一散走り 後にも今にも先にも囚われない
足にも手にも見えない手錠が それでも大地を踏み締めて 真一文字に突き進む
期待と不安が入り混じりの街に零れ落ちる星石
ビーコン ざざざ どっちみち死ぬのだ
全体を鳥瞰する 渡り者の寄り道
見渡す限りの高層ビル群 逃走する者もいれば、闘争する者もいる
河口を強調する工場の煙が拱橋を作り それを潜って上昇して行く飛行機雲

計算したらあと100日 時間を正確に合わせた時計
どこにでもある存在 どこにでもある生活 星河の中を没我になって直走る
僕は、蛾になって 君は、蝶をやっていた
鋭角な塔の先端で踊ろう

平和を守る兵士が「俺の所為だ」とぶつぶつ言いながら
見慣れた夜空に映写する蛾と蝶のべたなアムール
適応し過ぎ脆弱に
自分を守るのは自分だけなのに 誰かがやってくれると思いいつも他人の所為だった
今あるお金を管理してうまくて安い屋台で食う飯が贅沢だ
気の所為か兵舎を囲う塀がいつもより低い
閉鎖した学校の窓を開け放ち学校全体に電流を走らせる
静寂を破る箱の起動音

【計り知れない他人の苦しみ
走り続け次代に繋ぐ歌にビート
落書きを消したらその上にグラフィティーを
無我夢中故に欠伸をしながらでもスプレーが走り出す
情け深い黄色の奴
思慮深い黄色の奴
ランランランラン】

実行する 自分との約束通り 殻を破る行為
孵化した双児はつながった鎖を断つ
羽化した虫は独立と従属のつなぎ目
物怖じせず風に向かい大胆に飛ばされていく

まだ外はほの暗い 深い罪を水溜まりに浮かし
魚がそれに食らい付くのを鳥のつがいと一緒に観る
終わらない終わりがあるからどこまでも走り続ける
綺麗過ぎて脳が追いついていかない 止まらないでくれ私の脳
危険を犯さないとあちら側に手が届かない 危険から目を逸らさない
はかない家に 空明かり

【どっちつかずの状態 越えろボーダー
絶対も相対も一飛び
どっちみちみんな走ってる
コーナーを曲がると上り坂の砂利道
恐れを捨てた者の走り火
東西に別れた兄弟 境界は今日も静かだ
サンサンサンサン】

露出オーバー 街が走ってる 街が滾ってる 街を齧ってる
毎日毎日毎日今日だ
ポーカーのディーラー 駅のポーター
みんな走ってる みんな走ってる
みんな実話のオーサー
ランラン ランラン ランラン ランラン
ランラン ランラン ランラン ランラン

ダンス
台所で回転するファンと私に繋がりは無さそうだ
ダンス
誇りをかぶっている茶碗
右腕から左腕に詩が走る

風に震え一斉に顔を上げる

アスファルトジャングル

テールランプ
アップダウン繰り返す道に血が走る
ジャンプ

レビュー

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